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あんステを見てきました

この1週間でとてもエモーショナルでセンセーショナルな体験をしてきました。
念願の2.5次元舞台です。ジャニヲタとして舞台やコンサートを見てきたので土台としてどうしてもそれらがあるので間違ってることとか、感じ方の差異はあると思いますが、そのあたりには目をつむっていただきたい。

 

とにかく言えるのは楽しかったってこと!
ぜひ再演、第二弾期待しています!!

 

2次元に0.5次元分の想像力と創造力をもって挑む舞台

前述にもありますが、2.5次元舞台というものを鑑賞したのは今回の「あんさんぶるスターズ!on stage」(以下、あんステ)がはじめてでした。

今や一つの文化として成り立っている2.5次元舞台というジャンルにもちろんジャニーズの競合として(笑)興味はあったのですが、作品を詳しく知らずに行くのも憚られなかなか重い腰を上げられずにいたところに発表されたのが、あんステだったのです。


昨年からどっぷりと浸かるようにハマってしまった原作アプリ「あんさんぶるスターズ!」の舞台、もはやこれを逃したら一生2.5次元舞台を見ない気がする!これは行かない手はない!!ということでチケット取りに奔走し(協力いただいた友人各位ありがとう)、無事、観劇を果たすこととなりました。

 

見た感想をざっくりまとめると、
演者さん含むカンパニー全体が0.5次元分の想像力と創造力をもって作り上げるものが2.5次元舞台なんだなとおもいました。
これはきっとあんステに限らずですけど、2次元のキャラクターは外見含め特異な…良い意味で現実味がないキャラクターばかり存在していて、それを現実世界に落とし込むというのは非常に難しく、それらは、漫画家実写化して原作ファンに叩かれてしまうジャニーズタレントを見ていても感じることです。
でも、2.5次元舞台はそういう不可能を可能にする不思議な魅力があるんだなぁとおもいました。
徹底的にキャラクターっぽさを追求する。キャスト一人一人が演じるキャラクターを理解し寄せる。見る人が自分とキャラクターをきちんと重ねられるように仕草や声を近づける、そういう0.5次元分の努力に溢れ、それが見る側にも0.5次元分のフィルターを与えてくれるので、安心して、そのキャラクターとしてまなざせる、そんな空間でした。

 

圧倒的なキャラクターっぽさ

正直、正直な話、ビジュアル発表されたときもっと質の高いコスプレイヤーいるでしょ?みたいな人も何人かいたんですよ。

直感的に似てないなぁみたいなのもあるし、もっとこういう顔をイメージしてたんだけどなぁみたいなのとか…それこそ原作のビジュアルがあるからよりそう思うわけですよ。
もっと、つり目だなとか。唇は薄いイメージだなとか、そういうね、そういうのが。

 

でも、実際幕が上がって、彼らが登場するとそこにいるのはいままで2次元にいたはずの夢ノ咲の学園のアイドルたちでした。

 

舞台と客席の距離感を計算されたビジュアルなんだなぁというか。事前に発表されてたビジュアルって顔のアップとか見る距離感として近いじゃないですか。だからわかんなかったんですけど、スタイルとかそういう全体を加味して選出してるんだなぁっていうのはすごい発見でした。
後列で見てると鮮明に顔が見えるわけでもないから、自分の0.5次元分のフィルターでなんなら顔もまるきり同じに見えてくるから不思議。

 

ただ自分でも不思議だったのは演者を評価するにあたって「キャラクターっぽさ」を考えてしまうことです。もちろん演技がうまいに越したことはないし、ダンスや歌もうまいほうがいいに決まってます。
でも経験値というのは全員が全員同じように積めるものでもなければ、演者全てがその値が高いわけでもありません。
そういう中で2.5次元舞台は若手の人が出るにはもってこいの舞台なのかもなと思いました。演技力が全てではない。観客側がそこで評価しない。キャラクターという絶対的な指針があるというのはプレッシャーでもあるけどひとつの道筋でもあるような気がします。

 

演者自身の魅力と技術力によって生きる、キャラクターたち

ただ、前述したキャラクターっぽさっていうのは外見だけにとどまらずいろんなところから感じられました。それは各々の持っているものとそこに加味される技術力の賜物だと感じました。

 

瀬名泉役の高崎翔太さんと朔間零役の小南光司さんはなにがすごいって声。声が、似てた。ゲームで聞いたまんまの声がする。もともとの声が似てたりももちろん、あるんだろうけど、カーテンコールとかでお話しされてるのを聞くと多分演技の最中は少しキャラクターの声に寄せてらっしゃったのかな。

 

羽風薫役の奥谷知弘さんは立ち居振る舞いがすごかった。仕草の羽風薫っぽさがすごいのなんのって。ファンサービスしてるときの視線とか手の振り方とか、育ちが良くてフェミニストで柔らかいエロスみたいなのが滲み出てて、基本的に奥谷さんはパフォーマンスで出てくることが多くて演技的なセリフが少なかったので…もっと会話的なシーンとかあれば見たかったな…。
ご本人が試行錯誤したというお話をブログでされてましたが、奥谷さんの思う薫くん像が反映されてて、見とれてしまう瞬間が多かったです。

 

明星スバル役の小澤廉くんと氷鷹北斗役の山本一慶さんと葵ひなた・ゆうたら役を演じた山中健太さん・翔太さん、鳴上嵐役の北村諒さん…はビジュアル発表から舞台上もずっと、キャラクターそのものでした。


小澤廉さんと山本一慶さんは場数も多く踏んでいることもあり、そもそも演技が素晴らしくてキャラクターをほんとに自分のものにしてらっしゃったのが印象的で。

 

山中健太さん・翔太さんはまじで2winkやるために生まれてきたの!?ってくらい2winkだった。ガヤで舞台の端にいるときもほんとずっとずっと2wink。動きもかわいいし声もかわいかったです。

 

北村諒さんは少しキャストのなかでも特殊で、原作アプリで鳴上嵐の声を担当されてるので声はもちろんそのままなんですけど、ビジュアルも仕草もほんとにほんとに嵐お姉ちゃんだった。
今回、瀬名泉役の高崎翔太さんと一緒にKnightsはストーリーテラーとして観客と舞台を繋ぐ、観劇の道筋を立ててくださる役割を担ってたのですがアドリブ含めお二人がすごくすごく良くて。
実際今回舞台になったストーリーで、お二人のシーンは存在せず、嵐ちゃんに至っては出てきてもないのですが、原作にないオリジナルの部分でキャラクターぽいと思わせてしまう演技力とキャラクター解釈の深さには唸るしかなかったです。
ぜひ次回は原作のストーリーを基にした、ストーリーでの演技がみたい。

 

個人的に1番好きで気になる人になってしまったのは、紫之創役の櫻井圭登さん。
見た瞬間にこの人すごく上手い!って思ったんですけど、ほんといつみても膝を少し曲げて内股にして、腰を傾けたり、手を前にやったり…自分の身体を小さく、かわいらしく見せることを徹底してやられてたのがすごかったです。創くんは小柄なキャラクターで、スバルくんとは5cmの差があるのですが櫻井さんと小澤さんは公式の情報だと、170cmで同じなんですよね。
舞台で5cmを表現しようとすると結構差が必要かなって思うんですけど、ずっと小さく見えてたのがすごいなって。立つときとかも少し後ろに立ってるんですよ。いっときも気を抜かないのがほんとに。
それに加えて演技がとてもうまくて…創くんとスバルくんのシーンは毎回胸にグッときて見にいく回数を重ねるごとに櫻井さんばっかり見ちゃって、終わる頃には好きになっていました…機会があれば他の作品も見たい…
歌やダンスもほんとにうまくて。創くんのソロ曲だとちょっと鈍臭そうに踊る(創くんは歌は得意だけどダンスが苦手なキャラクターなので)けど、全員で踊る時めっちゃシャカリキだし足のステップとかもうまい。やってた人だなってわかる。なんなら櫻井さんの感想でもう1つ記事書けるくらいよかった。好き。

 

コンサートさながらのパフォーマンス

あんステの魅力としてライブシーンの多さがひとつだと思います。
昨年発売したキャラクターソングを舞台上でパフォーマンスとして昇華するというのは原作ファンとしてはとても嬉しかったです。
うちわやサイリウムもOKでさながらコンサートのような会場の熱気はアイドルを演じる上で必要なもののようにも思えました。

 

ですが演技にプラスしてダンスや歌をを求められるのはなかなかハードなことだろうなぁと思いました。ダンスも簡単なものってわけではなく曲ごとに作り込まれてるのでやったことない人はほんとに、苦戦しただろうなと思います。

 

2.5次元舞台でこういう演出が普通なのか特殊なのかはわからないですけど、このライブシーンがわたしの中でより彼らをアイドルを目指すキャラクター達に近づけてた気がします。

あんなに頭の中で想像してたライブシーンを肉眼で見てるってすごいことよな…

 

 本物になるということ

僕らを本物にしてくださり
本当にありがとうございました

さてと|小南光司オフィシャルブログ Powered by Ameba


朔間零役の小南さんのブログが更新されてて、読ませていただいたんですけどこれもう超かっこいい…。


本人達は稽古中からキャラクターに近づくために努力してきたと思います。
でも最終的に演じたキャストがそのキャラクターであると認めることができるのは他の誰でもない観客である自分自身なんだろうな。


私たちが彼らがキャラクターだと認識し認めて、そのキャラクターを応援する。それこそが2.5次元舞台で1番必要なことなのかもなぁと感じさせられました。

あんステに出演してらっしゃったキャストのみなさんはこの定義て言えばまぎれもなく全員が本物だった。

 

だからこそわたしは今、少し寂しいのかもしれない。本物を現実世界で見た後に、スマートフォンで動く彼らを見た時に、どうかまた、舞台に立つ、彼らに会えますようにと思わずにはいられない、そんな舞台でした。

 

 

ほんとに楽しい時間をありがとうございました。見事ににあんステ、ロスです。しばらくTwitterでも感想つぶやいていきたい。

まだまだほんとは書き足りないしキャストさん全員分の感想を書きたい気持ちなんですがそれをすると文字数がやばいことになるので一旦このブログはここでお開きとさせていただきます。